定演のときカメラマンを依頼した川村さんが所属するNPO団体のコミュニティ誌「ふれあい」に書き込みしていました。前半は私との付き合いに触れ、後半はまさに定演の事ですので紹介します。(はい、今のところ無断です)
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平成21年11月14日、場所は東大和市民会館ハミングホール、客席定員714名。舞台ではファーストマンドリンからマンドリンチエロまでとギター、コントラバス、ピアノ等が整然とならび60数名の楽団員が演奏をしている。曲は、ARSNOVA組曲から風と共に去りぬ、山河禄照、山の印象までの数曲で、ほとんど通しの演奏であった。一方、客席は?というとたったの二人!他の席は誰もいない。一人はこのクラブでの指揮者の奥方で中段の左隅の席でじっと聞い
ておられた。もう一人は?かくいうわたくしめが中段真ん中で演奏を独り占めするがごとく聞き入っているのである。観客がひとりもいなく至極の時間だった。食事の時に生演奏を聞く、少ホール内小人数で室内楽を楽しむ等があるが、フルバンド同様のマンドリン楽団の演奏を一人で聞くということはそれらとは比較にならないほどの贅沢さだった。
何故、私だけにそんな贅沢が・‥? 種あかしはというと、午後の定期演奏会の為のリハーサルを聞く機会に恵まれたのである。贅沢な恩恵に預かれた訳は、彼がホームページの作成を買って出て工夫していることは承知していたが、それに使うとは思わず友人の記念の為だけにと思って演奏中のスナップを撮り、動画とメロディを録画・音を撮ってCDで渡していた。それがいつの頃からかホームページに掲載するから了解されたしと言われた。また今年からは掲載するための目で撮影・録画をして欲しい、昔は婚礼の写真を頼まれてストーリーを追って写してましたよね、それと同じ感覚でいいですと国分寺の焼き鳥屋で頼まれたのが運のつき。おかげて演奏会の本番では音楽を聞くどころではなく撮影のタイミング合わせに追われるはめとなっていた。
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